さようなら、ギャングたち (講談社文庫 た 38-1)
さようなら、ギャングたち (講談社文庫 た 38-1) / 感想・レビュー
メタボン
☆☆☆☆ これが出た当時はセンセーショナルだったんだろうな。ポストモダンなどともてはやされたが、やはりこの小説の境地は高橋源一郎でしか表出できないもの。センチメンタルな文章(詩)が気持ち良い。特にびっこの詩人=ギャングとSB(ソングブック)との間に生まれた娘であるキャラウェイ=緑の小指の約束された死の場面は心に響いた。
2017/03/09
古義人
言葉にまとわりつく意味という「重み」に対する逃走(=闘争)、言うなれば撤退戦
2020/01/01
...
天才のやることを凡人が理解するのは難しい。ページ数稼ぎのための、詩のような体裁を持った物語を作ったのだろう、ページが多ければ定価も上がると穿った見方をしながら、読んでた。この作品は内容じゃないんだリズムなんだ、きっと。踊りを一緒に踊らないと。
2016/03/26
;
読むのは三度目か四度目。言葉のセンスがさすが。滅茶苦茶なことばかり書いてあるけれど、優雅で感傷的。
2015/01/18
boooook
最初読んだときのほうが感動した
2007/02/17
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