その後の仁義なき桃尻娘 (講談社文庫 は 5-2)
その後の仁義なき桃尻娘 (講談社文庫 は 5-2) / 感想・レビュー
Inzaghico (Etsuko Oshita)
今回面白かったのが、中央大学法学部法律学科に進学した磯村薫の「無花果少年、戦後最大の花会」。六本木の裏通りの公園に二人でいるシーンは秀逸だ。言葉にならない感情を抱えている若い男の子が二人きり。「黄川田、睨むんだ。睨んでフッて、僕の横見るんだ。視線が空を切るってああいう感じかな。僕の方睨むんじゃなくて、スッと来て、僕の横睨むんだ」。僕はここにいるのに、僕のことを見ていない。切なさをこういうふうに表現することができるなんて。参りました。
2020/04/25
wm_09
「よくわからない」ことが個性ってのはどうなんだろう。(稲)
2009/11/30
ElGray
またいまさらひきつづきヨム。
2009/07/07
乙郎さん
高校のころに。
songbird
☆☆☆ 電子版。滝上が最悪だった。
2021/06/27
感想・レビューをもっと見る