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羊をめぐる冒険 上 (講談社文庫 む 6-3)

羊をめぐる冒険 上 (講談社文庫 む 6-3)

羊をめぐる冒険 上 (講談社文庫 む 6-3)

作家
村上春樹
出版社
講談社
発売日
1985-10-01
ISBN
9784061836068
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羊をめぐる冒険 上 (講談社文庫 む 6-3) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

数ある村上さんの作品の中でも、かなり印象深い作品です。タイトルどおり、とにかく‘冒険’な内容で、次から次へと主人公を取り巻く環境が変化していく流れは、スピード感とは違う独特のテンポを感じます。終始、不思議な雰囲気が漂いますが、それでもなお、飽きることなくイッキに読ませる作風は、ここ最近の村上さん作品ではあまり味わえない感じがします。『風の歌~』『ピンボール』ときて第三弾となりますが、本作からでも十分に冒険活劇のおもしろさを味わえること間違いなしです。個人的には「ジェイ」が登場すると懐かしさで安心します。

2015/05/01

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

初期作品は未読だったので遅ればせながら。三部作の最後だと気づかずうっかりこの作品から読みだしてしまいました… 妻との離婚後、鼠の手紙から羊を探しに行くことになった僕。独特の文体やユーモアに比喩表現、不思議な冒険譚など村上春樹らしさは既に健在。そして必ずと言っていいほど登場する魅力的な女性。完璧な耳を持つ女性好きです。 この人の作品はどこがいいの?と聞かれると私には回答がすごく難しくて、感想も難しい。 でも、なんか好き。読んでいる時間、ページの隅から隅まで文字を追う瞬間がすごく好き。 下巻も楽しみ。

2018/05/09

はらぺこ

『風の歌を聴け』も『1973年のピンボール』も読んでて殆ど先が気にならんかったけど、これは羊探しが訳分からんので早く下巻を読んでスッキリしたくなった。

2015/10/14

がらは℃

凡庸な僕が、一匹の羊を求めて冒険へ。しっくりこない平凡な淡々と街で暮した日々で得たモノはあったのか。いや、それは半分なんだね。あと半分は冒険の先にあるのかなあ?

2011/02/14

Our Homeisland

村上春樹の代表的な長編はかなり読んできていますが、この上巻は「これまで読んだ村上春樹の中でも、それどころか読んだ全ての小説の中で一番面白いかも。」と思いながらむさぼるように一気に読み進めました。「どうしていちいち、こんなにあちこちが面白いんだろう。」と、ためいきが出るところが非常に多かったです。これでは、春樹中毒になる人が出るはずだと思います。ストーリー展開と起きることが面白いだけでなく、至るところの比喩や表現が極端に面白いという点には本当に感心させられます。

2018/10/13

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