山猫の夏 上 (講談社文庫 ふ 30-1)
山猫の夏 上 (講談社文庫 ふ 30-1) / 感想・レビュー
Urso
ブラジルものということで読み始めたけど、ブラジル感は比較的薄め。二つの家が憎み争いあうこのエクルウという町で起こった"ロミオとジュリエット"的な事件と、それの捜索に雇われた山猫という日本人がこれからどうなるの?下巻へ。
2017/08/17
たーくん
再読。二十数年振りに読んだ。ブラジル東北部の小さな町で憎しみ合うふたつの一族。そこに現れた山猫・弓削一徳。作中の「おれ」に読者のおれを重ねて読んでいた。山猫・とともに旅をしていた。ヒリヒリするような刺激に包まれる。一気読みだった。下巻にGOだ!
2014/08/10
Marcel
上巻だけ読んだ感想は「猛き箱舟 ブラジル版」。物語とキャラクターのそれぞれの立ち回りが非常に似ている。キャラクターは猛き箱舟の主人公と灰色熊の方が、背景が掘り下げられているため好み。ただ物語の展開はここまでは本作の方がシンプルで好き。冒頭で山猫が張り巡らせていた不吉な伏線が、下巻でどう回収されるのか楽しみ。
2014/10/03
dellasera
二つの家の抗争だけが巻き起こる町、そこで起こったロミジュリ的な駆け落ち劇。主人公は彼らを連れ戻すことはできるのか。弓削一徳が無敵すぎる。読みにくくはないんだけど、いまいち主題がつかめない。
2011/02/10
爺
下巻へ。
2014/03/08
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