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天璋院篤姫 下 (講談社文庫 み 9-5)

天璋院篤姫 下 (講談社文庫 み 9-5)

天璋院篤姫 下 (講談社文庫 み 9-5)

作家
宮尾登美子
出版社
講談社
発売日
1987-11-01
ISBN
9784061840720
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天璋院篤姫 下 (講談社文庫 み 9-5) / 感想・レビュー

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さよちゃん

【再読】 

2024/05/01

キキ☆新潮部

以前読んだ時は後半で号泣した記憶があったけど、今回は泣くこともなく読了。どこで泣いたのかな、天璋院が亡くなった時に泣いたのかな。今回は亡くなった後のことをもっと知りたいと思った。ゆかりの地のすぐ近くに住んでいながら、天璋院のことを何も知らないな~と反省。誰が相手であろうとも、芯のぶれない強さを私も身に付けたいものだ。読んで良かった。死ぬ前にもう一度は読みたい。

2016/09/03

ゆみねこ

時代に翻弄される女の身分。あの時代に生まれて無くてよかったなって思ったりして。

2010/08/03

里季

大河ドラマの「篤姫」の原作。もうずいぶん昔に父が購入した文庫本で読了。最初の方の、江戸への船旅の幾島の働きぶりと、将軍家定とのなかなか心が通い合えない夫婦のもどかしさ、そして、皇女和宮との嫁姑関係が印象に残っている。実は、篤姫は、薩摩から陸路で江戸へ出たのではないかとも言われているが、ここでは、海路をとっている。また、ドラマでは、家定との仲睦まじい面も観られたが、本当はあのような心が通うような関係は結べなかったのではないか。和宮とは、最後の方で女同士手を結び、無血開城にこぎつけた所がすがすがしかった。

rei

さて、下巻は家定の薨去から始まる。桜田門外の変、蛤御門の変、長州討伐・・・などという「表」の事件は和宮降嫁、家茂の死、慶喜の将軍就任と「奥」も巻き込みひとつの大きな流れに向って高速回転。そんな中で利用される身を嘆いていた篤姫、家定の薨去に際し表方に何もできなかった篤姫がいつのまにか揺るがぬ柱となり、大奥3千人の女中たちの運命と、徳川家の運命を一身に背負う、その覚悟の様は雄々しくなんともかっこ良い。(ところで、和宮のホントの気持ちってどうだったんだろう?和宮サイドのストーリーも読みたいなぁ。)

2012/03/24

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