倫敦暗殺塔 (講談社文庫 た 43-3)
倫敦暗殺塔 (講談社文庫 た 43-3) / 感想・レビュー
はらぺこ
明治十八年のロンドンが舞台のミステリー。1つ気になる事があるけどオモロかった。ロンドンの場面に比べると伊藤博文などが出てくる明治政府の場面は謎がバレないようにしてるからか読むのが邪魔臭かった。 実在の人物が登場するミステリーは読んでて楽しいです。続編は無いんかなぁ?シリーズ化されてるなら読みたいです。
2012/03/13
kagetrasama-aoi(葵・橘)
高橋氏のデビュー2作目の作品。「完四郎」を5作目まで読んで、何気なく読み始めたんですがこれがタイムリー!「不惑剣」から10年後の倫敦が舞台。完四郎は50歳だからまだまだ生きているかも。”ロンドン万博””パリ万博”は丁度「いじん幽霊」の頃開催されているんですね。主人公の村上剛は影があって、凄く魅力的。謎解きも無理がなくていいし、動機が切なくてストーリィを盛り上げていました。高橋氏の時代小説のお約束、実在の人物遭遇ではこの人ひとしかいないよね!と納得の人選!!続編書いて完四郎と会わせて欲しいです。
2015/01/16
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