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燃えるだけ燃えよ: 本田宗一郎との100時間 (講談社文庫 し 3-8)

燃えるだけ燃えよ: 本田宗一郎との100時間 (講談社文庫 し 3-8)

燃えるだけ燃えよ: 本田宗一郎との100時間 (講談社文庫 し 3-8)

作家
城山三郎
出版社
講談社
発売日
1988-02-01
ISBN
9784061841727
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燃えるだけ燃えよ: 本田宗一郎との100時間 (講談社文庫 し 3-8) / 感想・レビュー

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4丁目の父ちゃん

20年ぶり?に城山三郎さんの作品を読む。最初に買った車へホンダZその後シビックを何台か乗り継ぐ。トヨタ、日産にない何かがあるホンダ車。創業者の本田宗一郎さんの居なくなった現在、個性のない車が増えてきた様な。 エンコ(エンジン故障)、エンスト(エンジンストール)今は死語かな?創業者の社長と副社長が役員会に参加しなかったとは初めて知りました。新たに本田宗一郎という人の偉大さを感じた。

2020/05/19

okanotomokazu

城山三郎が本田宗一郎と共に過ごした100時間をもとに書かれている。ときにはゴルフをしながら、ときにはヘリコプターに乗りながら。 トヨタや日産より後発だったホンダが世界企業に駆け上がった秘訣は、本田宗一郎の生命力だ。信念があり、執念があり、生命力がある。あとは時が来れば、成功に近づける。 しかし、本田宗一郎のすごいところは、時を作ったことだ。レースに参戦し、自分に枷をはめて、技術を磨く。レースで結果を出すことで、ホンダの名を轟かせる。 強気の攻めが勝機をつかむ。徹し抜き、突き抜ければ、超一流になれる。

2012/11/27

鐵太郎

豊田自動織機の取締役支配人(当時)で、のちにトヨタ自動車の中興の祖といわれた石田退三は、こんな言葉を残しています。「わしはこの年までに恐ろしい男を二人見た。無茶苦茶といおうか、われわれ凡人の頭では計りようのない発明研究家だ」その二人とは、一人が豊田佐吉、もう一人が本田宗一郎、とか。この本で、その本田宗一郎という人を、温かい目でじっくりと描いています。味方も、シンパも、ファンも、子分志願者も多かったでしょうね。そして敵もね。それだけの魅力がある人でした。

2005/12/02

げんげん

HONDAとは直接関係のない著者が晩年の本田宗一郎と100時間超の密着取材によりまとめた人間紀行。 著者の多作を読んでいないので、あまり作風をわかっていなかった為か、多少盛っている感を感じてしまうも、本田宗一郎の哲学とか熱量は十分に伝わってくる。本田宗一郎の若い頃などあまり知らなかったが、どうやらかなりハチャメチャな人だったらしい。晩年の経営(というより親分としての)哲学は素晴らしいと思う。

2016/01/09

フランキー

本田宗一郎という人が良くわかる本。技術一筋。でもマーケティングや経営の本質的なところは天才的にわかる人だったんだろうなと思った。ユーモアのある喋りや自分の影響力が大きすぎるからと役員会に出ないようなところが好き。藤田さんや奥様とのエピソードも面白い。

2015/02/13

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