迷い道 (講談社文庫 あ 4-13)
迷い道 (講談社文庫 あ 4-13) / 感想・レビュー
KAZOO
阿刀田さんの10編の短編が収められているものです。どちらかというと最初の頃の恐怖が後からじんわりと感じられるようなものです。話は普通の生活をしているなにげない毎日の生活の中でのことなのでありそうな気がしてきます。
2015/05/08
背番号10@せばてん。
1990年10月2日読了。あらすじは忘却の彼方。(2023年9月2日入力)
1990/10/02
みなみ
再読です。どれもアイデア素晴らしく、さすが阿刀田さんです。
2019/06/06
MIKETOM
相変わらずの阿刀田節。ちょっとブラック。『優しい声』と『迷い道』は男女入れ替わりの表裏一体。女は(男もだけど)外見などどうでもよくて一緒にいて寛げる相手が一番いい。年齢を重ねると特にそう感じる。しかし、憎々しいキャラを書かせると阿刀田はうまいね。『母の裸像』思い出の中にずっと封印してきた思い。ラスト一行がなかなかショッキング。『陥し穴』はホラーかな。状況を想像するとけっこう怖い。『蜜の花』幻想的な一編。狂ったように咲いていたのだろうか。蜜の味は甘かったのかな。『肌女郎』ウチの女房もこうだったらいいのに・笑
2019/12/26
まつ
たまには短編を読もうかと手に取った。これに入っている「特別料理」という話はアイデアが好きで前から何度か読み返していたが、他は二度目だ。短めの話が十編、どれも男女の話だが、バリエーション豊かで飽きずに読めた。少ししんみりとした「蜜の花」が他の話と比べて異色で印象に残った。
2019/02/15
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