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総門谷 (講談社文庫 た 43-5)

総門谷 (講談社文庫 た 43-5)

総門谷 (講談社文庫 た 43-5)

作家
高橋克彦
出版社
講談社
発売日
1989-08-02
ISBN
9784061845053
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総門谷 (講談社文庫 た 43-5) / 感想・レビュー

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ゴンゾウ@新潮部

かなり前に読んで以来の再読。微かな記憶では面白かったのを覚えている。民話の里、遠野を舞台に歴史上の神や悪魔が蘇り現代人に襲いかかってくる。前半はとても綿密な展開だったが終盤は戦闘の連続で雑な展開に残念。とにかく厚かった。

2016/10/30

goro@80.7

もしかして本当に早池峰山には秘密があるのではないかと思ってしまいながら昔に読んだ記憶を思い出しながら読了。解明できない謎の解釈をしていけばそこに行きつくのかと思い込んじゃう。プライムで観た「ムーンフォール」もこの「総門谷」を読むと感慨深いものがあるわ。それにしても「月」は怪しい・・・。

2022/10/12

kagetrasama-aoi(葵・橘)

「総門谷シリーズ」第一巻。「総門谷」私に伝奇小説の面白さを教えてくださった高橋克彦氏の作品です。高橋氏の魅力が、これでもか‼️っと言う程ぎゅっと詰まっています。かなり古い作品なんですが、超能力ものには時事は関係ないので問題ないです。主人公の霧神顕の最後のあの叫びに心震えます。何故「応天の門」を読んだ後この作品を読み返したくなったのかは、次作品「総門谷R 阿黒篇」を読めばわかります(笑)。と言うわけで、次巻へGO!です。

2024/08/25

TheWho

歴史小説やSF伝奇、ミステリー、ホラー等幅広い作風の著者が描く、UFO、古代遺跡、神話、日本のピラミッド、国際陰謀説等などてんこ盛りの大作SF伝奇小説。物語は、偶然に自衛隊の密談にUFOの事を知った雑誌記者と宮城県界隈でUFO目撃のドキュメンタリー放送を阻止されたTVデレクターが、UFO関連の秘密結社の存在に気付き、その陰謀と対峙するミステリーから始まる。そしてその陰謀の裏に古代から連なる壮大な物語へと展開していく。とにかく余りにも壮大過ぎて著者のモチーフを全て出し切った作品とも思えた一冊です。

2016/12/14

こたりん

初伝奇小説。伝説、神話、遺跡そしてオーパーツやUFOまで独自の切り口、解釈で話が進む。説明役の篠塚の話し方が理論整然としてるので荒唐無稽な話でも説得力があるのでそんなこともあるのかも?と、半ば信じ込んで読み進めてしまう。肝心の内容の方はというと、最高に面白かったー!ハリウッド的なエンタメ小説。比較的長い話しだけど中弛みせずに一気読ませる所は流石。ただもう少し早くこの小説に出会いたかった。中学生の時読んでいればこの感じは更に倍増したはずだから。

2015/02/20

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