七つの海で泳ぎたい: フォト・ルポ (講談社文庫 せ 8-1)
七つの海で泳ぎたい: フォト・ルポ (講談社文庫 せ 8-1) / 感想・レビュー
ういきゃさん
写真家と2人でどちらかと言うと当時の後進国を巡ります。現地の女性を買う行為を売国奴と呼び、ひたすらニヒルに純粋に旅して行く姿に共感を覚えます。フィリピンの花売りの美しい娘の将来を案じ、タクシー運転手との値引き交渉「so what?」等、フォトが旅の雰囲気を補足してくれます。外国に行きたくなる一冊です。
ヨン・デル
1980年代半ば、写真家とともに世界の辺境を旅した記録。こういうものは同じ時代、ところ変わればこんな生活が、というのが面白いのだが、30年前経ってしまっているのがちょっと残念。そんな中、唯一と言っていい先進国への旅であるフランス・パリで学生時代のことを引き合いに自分自身について書いている部分が一番興味を引いた。
2018/01/22
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