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中国の歴史(五) (講談社文庫 ち 1-31 中国歴史シリーズ)

中国の歴史(五) (講談社文庫 ち 1-31 中国歴史シリーズ)

中国の歴史(五) (講談社文庫 ち 1-31 中国歴史シリーズ)

作家
陳舜臣
出版社
講談社
発売日
1991-02-05
ISBN
9784061847866
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中国の歴史(五) (講談社文庫 ち 1-31 中国歴史シリーズ) / 感想・レビュー

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Akihiro Nishio

遼、金、南宋の滅亡から、元の興隆と滅亡、明の成立と初代皇帝朱元璋の死まで。しかし、元は全く政治をしてない。いくら略奪と租税の区別がない遊牧民とはいえ、もう少し何とかならなかったのか。あと、元寇を防いだこともあるが、やたら日本が高く評価されているのが面白い。

2016/04/16

とめきち

金王朝のことは初めて知ることばかりで新鮮でしたが慣れない人物名にはかなり睡魔を誘発されました。元王朝末期の群雄割拠はヤクザ映画を観てるようで興奮を覚えました。朱元璋はやばい奴ですが庶民いじめはやらなそうなので現代に現れたらちょっと面白いかなと思います。

2024/01/07

つきの

南宋から元を経て明建国、朱元璋の死まで。突如現れたモンゴル勢力は驚異的な強さと速さで中国を呑み込んだが、結局は中華風の国に変貌してしまった。漢民族差別政策まで行われた中で、文化の力で侵略者を逆に飲み込むのは中国人の本当にすごいところである。元王朝は宋史を編纂するなどして自らが中国の正統王朝だとアピールするまでに至ったが、中国とは、中国人とは何か考えさせられる。

2023/02/07

shouga123

元から明へ。南宋末期の忠臣と洪武帝の残虐性が印象的

2021/03/29

シノッツォ

文天祥の生涯にとても魅力を感じた。 文天祥をはじめとする、南宋末期の忠臣たちの物語を探してみようと思った。 また、元帝国は文化の面で東西の交流を活発化させ、漢人を差別的に扱ったことが逆に漢人文化をさらに一段階上に昇華させるという意外な側面も持ち合わせていたのが面白かったし、元帝国の首脳陣が育った遊牧民的なものの考え方から容易に脱却出来ないところが人間の面白さだとも思った。 北宋から南宋、すごく魅力的。

2017/02/08

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