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マドンナのごとく (講談社文庫 と 27-1)

マドンナのごとく (講談社文庫 と 27-1)

マドンナのごとく (講談社文庫 と 27-1)

作家
藤堂志津子
出版社
講談社
発売日
1991-04-01
ISBN
9784061848887
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マドンナのごとく (講談社文庫 と 27-1) / 感想・レビュー

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S.Mori

藤堂さんのデビュー作で2つの中編が収録されています。圧巻は表題作の「マドンナのごとく」です。二人の男性に愛されながら、そのどちらとも結婚しない女性の姿が描かれています。彼女の決断は経済的に自立していることから来ていると思います。同時に一人で生きていく覚悟を持っていて精神的なタフさを感じずにはいられません。二人の男性と友人と恋人を足してで二で割ったような関係を続けるというのは、やや現実味がありません。嫉妬の問題があると思うからです。でも女性を自分だけのものと見なしがちな男性に一撃を加える痛快さがあります。

2019/12/02

りりぃママ

○ 新しい女の形、 同時に二人の若い男性を恋人にする30歳過ぎの女性。 今の時代ならば、結婚をあきらめる年齢ではないだろう。 しかしながら、彼女の選択に羨ましささえ覚える。

2017/03/17

yummy

スイスイと読み切りました。藤堂志津子さんの独特の恋愛観溢れた作品だなあ…と。渡し自身嫌いではないが、とにかく濃厚でした。

2014/04/04

まめちゃん

北海道という大地が産むのか、この地の女性はとてもおおらかな感じがしますね。 男にとってはとても都合が良いというか。 藤堂さんの小説は久しぶりに読みましたが、エンターテイメントとしては良いですね。 女性が強くて、たくましいせいか、逆に男性陣は利用しているようで、実は利用されていると言うか。

2013/08/09

眠りスナメリ

学生の頃に読了。

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