バンドネオンの豹 (講談社文庫 た 43-8)
バンドネオンの豹 (講談社文庫 た 43-8) / 感想・レビュー
はらぺこ
1970年大阪万博の年。恐竜、UFO、世界の七不思議、他にもムー的な要素が満載で前半はワクワクしながら読んだが後半は失速。失速の原因は敵役のサーベルドラゴンは主人公・バンドネオンの豹(ジャガー)しか目に入ってないし、バンドネオンの豹は周りの意見で気づかされる事が多かったので凄さが伝わってけえへんかったからやと思う。せやけど、アニメ化したらオモロイと思う。
2014/11/22
TheWho
歴史小説やSF伝奇、ミステリー、ホラー等幅広い作風の著者が描く、少年の頃に夢見た大冒険小説。物語は、大阪万博時に起こった女子高生誘拐事件が、祖父の失踪事件と絡み、そして地球空洞説に伴うUFOの謎、太古の地お球を闊歩した恐竜現存の地ロストワールド、フィロンの世界の七不思議と宇宙人説、ネモ船長のノーチラス号、ナチスドイツのハウスホーファー等、子供の頃に読みふけった少年雑誌のモチーフと展開する。正に大人が少年時代に夢見た夢とロマンが彷彿とさせる大活劇であり、お薦めの一冊です。
2016/11/27
かつ
高橋作品でこのような作品があるとは思わなかったねー。歴史小説ばかりと思っていましたが図書館の新刊にあったので読んでみた。恐竜が出てきてUFOが出てきて外人が出てきてキテレツな感じがするんだけど、すんなり読めて、先が読みたくなるという自分的に久々のヒット作品だった。少年たちの活躍が好ましい。この本を読んでいると一昔前の江戸川乱歩の冒険小説を思い出し、読んでて楽しーって感じ。続編があるようなので、読んでみま~す。
2015/07/12
ドドイツ
これはタイムボカンシリーズです。サーベルドラゴンのドン臭い感じなんかが特に。
2015/05/15
Berlin1888
古代文明と地球空洞説をネタにした壮大なホラ話。虚実ないまぜにバローズやらドイルやらの古典SFのネタを引っ張ってきて、遂には『海底二万里』のネモ船長とノーチラス号が地底人の超科学でパワーアップして登場。『神秘の島』から繋がってないとかいったらダメだぞ!
2015/07/17
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