岬一郎の抵抗 4 (講談社文庫 は 1-19)
岬一郎の抵抗 4 (講談社文庫 は 1-19) / 感想・レビュー
山田太郎
全4巻で結構長い話。劇的に話が動くわけではないけど、あきずにさくさく読めた。最後がちょっとなと思ったけど、これはこれでいいのかとも思った。ドラマ化すれば面白いのになぁと思った。
2011/05/01
狂人29号
弱者は、神を信じられず、ニーチェ的超人たる岬一郎の決断は、これしかないというところ。協力者の野口の胸裡を、信教と見るか、醜いと見るかで、ラスト印象は、大きく異なる。長い話だが、文章が読みやすく、苦痛はなかった。神を描いたSFの金字塔。
2014/09/25
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