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フィッツジェラルドをめざした男 (講談社文庫 は 29-2)

フィッツジェラルドをめざした男 (講談社文庫 は 29-2)

フィッツジェラルドをめざした男 (講談社文庫 は 29-2)

作家
デイヴィッド ハンドラー
David Handler
河野万里子
出版社
講談社
発売日
1992-01-01
ISBN
9784061850798
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フィッツジェラルドをめざした男 (講談社文庫 は 29-2) / 感想・レビュー

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harass

古本屋で見つけたミステリ。デビュー作がベストセラーになった若くハンサムな作家には悩みがあった。彼は二作目が書けないのだ。ゴーストライターの元売れっ子だった主人公が彼の代わりに回想録を書くことになるのだが…… 80年代?米国の出版界を舞台にした小説のようでそこあたりの雰囲気を読んでみたくて購入。期待していなかったのだが会話などが軽妙でなかなか意表を突いていて、引き込まれて読みふけった。佳作だ。シリーズもののようで三作目にあたるらしい。ほかのも少し読んでみたい。まだ知らない面白いミステリがあるのだと驚く。

2018/02/07

komaneko

ハンドラーの再読祭中。この作家はドラマの脚本家もされていたとの事で、このホーギーシリーズはどれを読んでも本当にエンターテイメントで、非常に「視覚的」だ。どーせならTVドラマでやって欲しいくらいだ。 それにしても、人間のクズ描くのが上手い作家ですなー。

2016/08/31

そーいち

軽妙洒脱な語り口が面白い洒落たアメリカミステリー。森博嗣先生が紹介されていたのがきっかけでいつかは読みたかった本。心優しき主人公のホーギーが有名人をインタビューすることでその人の過去が明らかになっていく、というのが基本線。そこに死体やらが出て来てきな臭くなってくる。ただちょっと事件が起きるまでが長くて退屈な面もあったりする。その分、事件が起こってからはずっと不穏な空気に囚われだし物語としての面白さも出て来る。とにかく全てにおいてアメリカンな内容なので向いていない人にはとことん厳しい作品かも。

2023/03/09

Mzo

森博嗣のルーツ・ミステリィ100より。このホーギーシリーズがS&Mシリーズのモデルになったとな。へー。確かに見た目はかなり違うけれど、会話の雰囲気など相通じるものがありますね。このシリーズ、なかなか面白いので他も読んでみます。

2015/08/05

ヘブンリー

天才作家ノイエスの雰囲気がよかった。冒頭にノイエス作とされる抜粋が歩けど、これなんか完璧!一昔前(?)のアメリカの作家や芸術家の間に漂う退廃的な雰囲気に思わず飲まれた。愛犬ルルの存在や元奥さんとの掛け合いも楽しい

2015/02/13

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