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長い家の殺人 (講談社文庫 う 23-1)

長い家の殺人 (講談社文庫 う 23-1)

長い家の殺人 (講談社文庫 う 23-1)

作家
歌野晶午
出版社
講談社
発売日
1992-03-01
ISBN
9784061851023
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長い家の殺人 (講談社文庫 う 23-1) / 感想・レビュー

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夢追人009

ベテラン本格ミステリ作家・歌野晶午さんの記念すべきデビュー作ですね。私はこの題名から最初は横溝正史を彷彿させるこてこての古典推理小説を想像していましたが、実際は素人ロックバンドの若者たちの間に起きる殺人事件ミステリーで堅苦しい雰囲気ではなく砕けた内容でスイスイと読めて面白くとても良かったですよ。それから何と言っても例えば「ペンション殺人事件」と名付けるのではなく重要なトリックに直結する「長い家の殺人」と気前よくヒントを出す所が著者の大胆不敵な性格を表していて、きっと若さの勢いも影響していそうに思えますね。

2022/03/25

tengen

歌野晶午さんデビュー作。 山荘に合宿に来た大学生バンドだが、着いたその夜にギタリストが荷物と共に部屋から消えた。 そして翌日メンバーが付近を捜索して戻ってくると死体となって部屋のベッドで発見された。 そして半年後、キーボーディストがライブハウスの控室から消えた。そしてキーボード抜きでの演奏中に死体が控室で発見された。犯人は?死体が消えて戻される謎は? ☆彡何と大胆な。島田荘司さん好み?私も好みです。ワクワクしてしまいます。次行きます。

2016/01/27

山田太郎

再読だけど全然記憶になくこれくらいきれいに忘れるかと思うぐらいきれいに忘れてる。けっこううまいじゃんと思った。とくにはじめのやつ。

2013/03/16

すたこ

★★うーん。王道といえば王道?完璧ではないけど、トリックも何となく分かってしまい、消化不良な感じ。ドキドキもなく、謎解きまでが無駄に長くて退屈してしまった。トリックが大胆すぎるのも、苦手要因の一つかも。

2015/02/07

Tetchy

まさかトリック、コレぢゃないよな~と思っていたらソレだった!今の活躍から考えるとなんとも拙い内容。彼の将来を見抜いた島田氏はやはりスゴイ・・・。

2008/11/27

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