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メビウスの殺人 (講談社文庫 あ 54-3)

メビウスの殺人 (講談社文庫 あ 54-3)

メビウスの殺人 (講談社文庫 あ 54-3)

作家
我孫子武丸
出版社
講談社
発売日
1993-05-01
ISBN
9784061853898
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メビウスの殺人 (講談社文庫 あ 54-3) / 感想・レビュー

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nobby

速水三兄弟シリーズ3作目。ライトでコミカルに楽しめる一冊。冒頭から犯人が明かされた上での連続殺人。警察との知恵比べ模様で、ほぼ交互に描かれる展開が面白い。被害者の関連性や謎の数字メッセージなど探るのに、程よいフェイクが盛り込まれるのがいい!姿や名前を明かさないPC上のコミュニケーションがかなり異質な物として描かれるのに書かれた年代を感じる。あ、野球中継からの閃きは世代故にビンゴ!(笑)ラスト明らかになる真相は個人的には微妙…“SHEENA”が捕まったけど、もう一方は止まらずメビウスを期待してしまったから…

2018/07/20

ダイ@2019.11.2~一時休止

速水三兄妹その3。本作がシリーズで一番良かったがこれでシリーズ最後なのは残念(短編はあるけど)。

2013/09/07

セウテス

速水三兄弟シリーズの三作目。東京を恐怖に包む連続殺人事件が起こります。一人目はハンマーで頭を滅多打ちに、二人目は絞殺、次はハンマー次は絞殺、いったい何処まで続くのか。被害者の繋がりは何なのか、無差別殺人なのか読む手が止まりません。読者が気を抜く暇を与えてくれません。兎に角イッキ読みです。事件自体は重く猟奇的殺人ですが、文章は滑らかテンポ良く、決して重苦しく感じさせません。シリアスに描いたら、かなりのサイコ・ホラーなのですが、そこは我孫子ワールド全開のユーモアで、独特のミステリ世界を繰り広げている作品です。

2014/10/05

Tetchy

最後の結末はこうなるだろうと解っていたが、愉しい読書を提供してくれた。でもやっぱり『0の殺人』を読んだ後だと落ちるな。

2008/11/20

おか

ひっさしぶりの速水三兄妹シリーズ!いつも通り 軽妙なんだけど PCがらみでの事件は 私の読んだ中では歌野晶午さんの方が良かったかな 笑。私が歳とった分 三兄妹も歳とっちゃった感じです^_^ どっちかというと このシリーズの中では「0の殺人」の方が面白かった(#^.^#)

2017/07/21

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