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僕の殺人 (講談社文庫 お 68-1)

僕の殺人 (講談社文庫 お 68-1)

僕の殺人 (講談社文庫 お 68-1)

作家
太田忠司
出版社
講談社
発売日
1993-10-01
ISBN
9784061855038
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僕の殺人 (講談社文庫 お 68-1) / 感想・レビュー

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ピップ

ごめん、いまいち^^; 『月光亭事件』もそうだけど、警察がチョロすぎる。殺人死体の第一発見者を取り調べをしない上に、情報だけどんどん流すとか… 偶然が起こる小説はまだ許せる。『そんな起こりえないような偶然が起こったから物語になった』といえるから。でも必然が理由もなく行われないのはちょっと… そのあたりをちゃんとしてくれたら、傑作になったかも、と考えると…惜しいです。

2017/11/27

かるん

かなり重い。主人公が少し気の毒になる。だけど雰囲気はとてもよかった。

2015/05/17

ソラ

【読メ登録以前読了作品】

2016/09/24

調布ヶ丘ダンスダンスレボリューション

「僕」は事件の犠牲者であり、加害者であり、探偵であり、証人であり、トリックであり、記述者という一人六役を務めるという趣向。そして本作は自分自身が何者なのか探る青春ミステリとしての側面も非常に大きい。大人の都合で決められてしまうもどかしさ、脆く不安定な泉との関係、背伸びしてクールに振る舞う僕の姿など、クリアな文章が心に響く。終盤のサプライズは正直想定内の部分が大きいが、曖昧なままで終わるラストが心地よい読後感に繋がっている。太田忠司は初めて読んだけど非常によかった。著書は膨大だけど、どこから読んでいこうか。

2014/08/07

詩界 -うたか-

#読了 #太田忠司◆僕の方が年上なのに——本で覚えた難解な言葉を並べ、自己を持たない僕は操り人形のように生きていくつもりかい?と問われる。君の失った過去を、真実を知らなくて、調べなくていいのか?君が調べなければ文字に書かれたものはただの羅列で君の為にはならない、と。あの日僕は何故——記憶を失い、母は死に、父は目を覚まさないのだろう?真実を、知らなくては。僕は一体、誰なんだろう?◆めちゃくちゃ面白かった。僕が成長し、探偵になっていく。しかもこれがデビュー作というのに驚いた。他作品も読みたい!惹き込まれました

2020/02/09

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