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ホテルアジアの眠れない夜 (講談社文庫 く 33-1)

ホテルアジアの眠れない夜 (講談社文庫 く 33-1)

ホテルアジアの眠れない夜 (講談社文庫 く 33-1)

作家
蔵前仁一
出版社
講談社
発売日
1994-06-01
ISBN
9784061856899
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ホテルアジアの眠れない夜 (講談社文庫 く 33-1) / 感想・レビュー

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hit4papa

旅行作家がアジア各国を巡るビンボー旅行コラムです。如何に金を使わず旅をするかというビンボー旅行至上主義ではなく、様々な旅の楽しみ方のうちの一つとして、節約しながらの旅を紹介してくれます。旅とはこうあらねばならぬという原理原則を押し付けてこないところが、かえって著者の豊富な経験からくる余裕を物語っているように思います。初版が1989年なので、隔世の感は否めません。でも、旅についての著者の思いは少しも古びていません。これからも世界をひとり旅しないであろう自分にとって、感慨深いものになったのは確かです。

2020/05/07

へくとぱすかる

イラストが気に入った。筆者がグラフィック・デザイナーだけあって、実に本文とぴったりしていて、思わず笑ってしまう。カバー裏にもイラストがあって楽しい。内容は、世間によくある無銭旅行記ではない。お金を使わない旅行の本質について、筆者自身がアジアの各地で体験した例から考えさせてくれる。各国のトイレ・食事など、日本から見たら、どうしてこんな生活が、と思える事例は多いだろうけど、逆に、これが人間の世界一般なのではないかと、考えてしまう。とはいっても、自分にこんな旅行ができるか、と言われたら、きっとできないだろう。

2015/08/27

007

仕方ないが内容が古い(笑)。でも文化も習慣も宗教も違う国へ一人旅をすることは視野が広がり成長日繋がるかな。私も若い時にインドやベトナムや、メキシコなんかバックパックでも旅したけど、いい経験になったと思う。軽く読めて箸休めみたいな感覚で楽しめました。

2015/09/15

ミナコ@灯れ松明の火

軽い口調で、ずっしりと深いことを感じられる。特に旅行期間の長さだけを誇りにしているような長期旅行者に対するくだりと、第4章の「旅をする理由」についてのくだりに 首がもげるほど頷いた。

2009/09/16

すぎえ

バックパッカーが頻繁に遭遇する旅のできごととかのエッセイ。タイトルにある眠れない宿特集が面白い。クソあっつい。犬うるさい。猿、雉うるさい。うるさい中国人。うるさいインド人。うるさい馬とロバ。

2010/02/15

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