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時計館の殺人 (講談社文庫 あ 52-5)

時計館の殺人 (講談社文庫 あ 52-5)

時計館の殺人 (講談社文庫 あ 52-5)

作家
綾辻行人
出版社
講談社
発売日
1995-06-01
ISBN
9784061857063
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時計館の殺人 (講談社文庫 あ 52-5) / 感想・レビュー

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Tetchy

素晴らしい。ここまで緻密に物語を構成させるとは・・・。綾辻はこれで世界をも支配してしまった。

2008/11/18

サム・ミイラ

これぞ連続殺人ミステリーの王道と言うべき一冊。修道士を思わす装束に嗤っているかのような仮面を被り次々手にかけてゆく様は、米国のホラー映画のようで、怒りを通り越し爽快ですらある。殆ど時計で殴り殺すのが凄い。よって十角舘の殺人と比べると多分に映像向きだと思う。こういう作品こそ映画化してもらいたいものだ。ラストはコミックにありそうなネタだし突っ込みどころは満載だが、そんな事は置いておいてこの世界に浸り楽しめばよい。まあたまにはね。関係ないがなぜか牡丹燈籠を思い出した(笑)

2015/07/28

おしゃべりメガネ

定番の『館シリーズ』中でも、日本推理作家協会賞を受賞している一番好きな作品です。もちろんスタートとなった『十角館』も素晴らしいのですが、読むスピードやのめりこむ夢中感は自分の中では、今作が今のところ1位です。※『奇面館』や大作の『暗黒館』が未読ですが。とにかく先の展開が気になって仕方がないというキモチが、ガンガン読書欲を後押ししてくれます。読んでいくうちに「なんでかな?」「なんでだろう?」とつぶやく回数が増えていく、ミステリーの原点ともいえる醍醐味を十分味あわせてくれる貴重な作品でした。

2010/11/28

ダイ@2019.11.2~一時休止

館その5。大ボリュームでこれまでの集大成的な位置づけ?で、このトリックはすごいの一言。

2013/11/16

nobby

館シリーズ順番通りの5作目。600ページに及ぶ大作でしたが、非常に読みやすいのはその文章力もしくは構成力のなせる技か。真犯人は合ってた♪消去法の結果だけど(笑)そのトリックは流石です。今回も思わず「なるほど!」と声をあげてしまった。時計館だものなあという感じです。分かってみて様々な伏線の打ち所もお見事。からくり前提にしての毎回のどんでん返し、喜んでやられてます。

2013/02/14

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