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探偵映画 (講談社文庫 あ 54-4)

探偵映画 (講談社文庫 あ 54-4)

探偵映画 (講談社文庫 あ 54-4)

作家
我孫子武丸
新保博久
出版社
講談社
発売日
1994-07-07
ISBN
9784061857070
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探偵映画 (講談社文庫 あ 54-4) / 感想・レビュー

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さっこ

鬼才といわれている映画監督が作品の完成前に失踪する。失踪した監督を追う展開と、作中作であるミステリ映画「探偵映画」の結末を推理しながら作品を完成しようとするスタッフや演者、二本立てでお話が進む楽しい構成。30年も前の作品なので出てくる映画が古典とも言われる名作だったり往年の大スターの名前も出てきて、久しぶりに映画が見たくなりました。

2020/04/12

Tetchy

こういう風に楽しんで書かれた小説を読むとこっちまで楽しくなる。トリックも○。

2008/11/21

てつ

さすがに古さは感じるが、映画好きなので、マニア本としても楽しめる。ややもすると複雑な説明となり、読者が置いてきぼりになりそうな仕掛けも、わかりやすく説明できている。構成としてはなかなか面白い。が、他の我孫子作品に比べると、意外性はちょっと低い。

2014/06/25

ヨーコ・オクダ

大柳監督が手がけるサスペンス映画「探偵映画」。出演者もスタッフもその結末を知らないまま撮影開始。とあるお屋敷内で起こった殺人事件をめぐり、探偵役であるフリーライターがその1室に閉じ込められるところまでしか台本がない。そして、そのシーンの撮影が終わった後、監督が失踪!監督の行方を探す一方、スタッフや出演者たちで結末のシナリオを何とかひねり出す…。さてさて、監督の意図した犯人と合致するのか?ラストでは巻頭で宣言された「みんな騙してやる」の種明かしでスッキリ。気楽に読める感じ。

2019/11/24

ミンティア

失踪した映画監督し分からない映画の結末をスタッフだけで考える! どっかで読んだ事のあるような設定の小説でしたが、充分に楽しめました。 借金を抱え、更には倒産の危機に瀕しているまさに虫の息のような会社。 そんな会社が鬼才の大柳監督がサスペンス映画を手掛ける! 「この映画」に全てを掛けている俳優やスタッフ……それに監督。しかし、その監督が失踪して現場は大混乱! 事件か? 事故か? それとも自分の意思で失踪したのか? 監督の意図は不明なまま、現場はスタッフだけで結末を撮る事に。

2019/11/18

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