地下鉄の友 (講談社文庫 い 52-4)
地下鉄の友 (講談社文庫 い 52-4) / 感想・レビュー
月讀命
20年位前に読んだ本の再読。当時の地下鉄の景観を偲ぶ。少年マガジン、ヤングジャンプを読んでいる奴。Focus、Friday、ぴあを読んでいる輩。ウォークマンでシャカシャカ音出している若者。夕刊フジや、日刊ゲンダイの風俗記事を貪り読んでいる紳士。キオスクで腰に手を当ててコーヒー牛乳飲んでる労働者。雨傘でゴルフスイングに興ずる親父。ガングロ姉ちゃんにルーズソックス。キセル乗車する不届者。テレホンカードの公衆電話で長電話する学生。・・・・・今そんな人いませんね。スマホにしか興味のない個性のない人間達に嘆きます。
2013/06/24
佐島楓
地下鉄やJRで起こる「あるある」なことを集めたエッセイ。全体的に懐かしく読めた。駅のアナウンスで呼び出される、ということは私も昔どこかで聞いたことがあったので、笑ってしまった。今だったらケータイにかければいい話ですが、もうそういうすれ違いの面白さみたいなものはなくなりましたね。
2014/09/25
がるっち
20年前の本。もうすでに私にとっては、異文化に近いかも。蛭子能収のイラストがよかった。色褪せていなかった。
2015/02/11
うらのプーさん
20年前(産まれてません)の本なのにあるあるな所が多くて面白かったです‼ 自分が関東の人間だったらもっと理解できただろうなぁ(笑)
2017/05/29
夜川
さすがに20年も前に書かれた本なので、全部が全部「わかるわー」ってうなずけるわけではなかった(地下鉄がない土地に住んでるからってのもあるだろう)けど、なかなかおもしろかった。読むのに全くチカラの要らない本でした。いい意味で。
2014/06/19
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