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単位物語 (講談社文庫 し 31-9)

単位物語 (講談社文庫 し 31-9)

単位物語 (講談社文庫 し 31-9)

作家
清水義範
出版社
講談社
発売日
1994-11-01
ISBN
9784061858213
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単位物語 (講談社文庫 し 31-9) / 感想・レビュー

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月讀命

清水義範さんは、天才だということがわかった。電気の単位ひとつとっても、自宅の配電盤は40アンペア、100ワットの電球、1.5ボルトの乾電池、8Ωのスピーカーなど、電流?電圧?抵抗・・何が何だかさっぱり解らないですね。中学生時代に理科の第一分野で習ったはずがけど、時間の経過とともに順調に忘却して今は真っ白です。温度、圧力、エネルギ・・・・・日常生活でなにげなく使っている単位を使って、物語を作り出す能力は文系なのか、理系なのか、やはり天才でしょう。無理やりこじつけて作たお話もあって、その辺がまた、いいですね。

2010/10/10

Our Homeisland

大好きで、最も尊敬している作家のひとりが清水さんです。この本も素晴らしかったです。いつも、どうして清水作品がこんなに読まれていないのだろうか?と不思議でたまりません。いろいろ書いている人で当たりはずれもありません。ユーモアを含めてとにかく文章と内容のセンスが良い!書かれたものを読んで、この人は本当に素晴らしい人物なんだろうと思わされるという点でこの人の上を行く人はそういないと思います。この本も独特でためになる内容もあるのですが、織り交ぜられている「小説文」部分やエッセイ部分が実に素晴らしいです。

2016/04/19

あまりりす

清水先生の、お勉強になっちゃう本。楽しくってためになるって所が良いのです。理数系がさっぱりな私にはついていけない話も多かったけど(!)小説部分は、単位についてしっかり頭に入ってなくてもしっかり楽しめます^^面白かったです!

2016/02/05

誰かのプリン

文系の私には、分かったつもりになっても直ぐ忘れてしまう。 でもお金の単位での話は面白かったです。

2017/01/24

Kaz

重さ、長さ、時間、お金、放射線、電気、エネルギー、等々。単位と言ってもいっぱいあるんだなあというだけでも収穫。その上、書かれている内容が興味深いものばかり。清水先生のこの手のシリーズは、絶品です。一日が徐々に長くなっているなんて今の今まで知りませんでした。再読必至!

2014/08/05

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