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コミック昭和史(8)高度成長以降: 高度成長以降 (講談社文庫 み 36-8)

コミック昭和史(8)高度成長以降: 高度成長以降 (講談社文庫 み 36-8)

コミック昭和史(8)高度成長以降: 高度成長以降 (講談社文庫 み 36-8)

作家
水木しげる
出版社
講談社
発売日
1994-11-04
ISBN
9784061858275
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コミック昭和史(8)高度成長以降: 高度成長以降 (講談社文庫 み 36-8) / 感想・レビュー

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HIRO1970

⭐️⭐️⭐️図書館本。文句無しに傑作です。

2015/06/04

とんかつラバー

万博から昭和天皇崩御まで。生まれる前だが「昭和の衝撃映像」特集などで見た事がある事件がチラホラ。天皇の血圧や容態がテレビ中継でリアルタイムに流れていたのは覚えている。飯も満足に食べれないのに勇ましさで戦争して大敗戦。再建、そしてバブルへ。物質的に満たされ、世界最高の経済大国となった日本。しかしそれで幸せかというと思い出すのは南国での暮らし。精神の豊かさを訴えるのが水木サンらしいし、その通りだと思う。

2024/01/19

三平

昭和後期を語る8巻は話が昭和史から脱線気味(まあ、その脱線した話も面白いのだが)。 しかし最後に熱を込めて、昭和をすべて体験したからこその立場で、これからを生きる人たちにメッセージを送る。 “「過去」のことは手に取るようにわかる あの時ああしておけばよかったとか非常によくわかる この「歴史」という過去も、また「昭和」という極めて近い過去もかつては瞬間に過ぎ去った「現実」だった その時の現実の判断を誤ると我々が体験したような不幸が「未来」にやってくる そこにはもう幸福はない

2019/08/29

二人娘の父

水木先生の人生は、物理的にも時間的にも、そして精神的にも昭和そのものであった。生年も1922年(大正11年)で4歳の時に昭和が始まる。戦争を体験し片腕を失い、成功させるまでの労苦も並大抵ではない。そういう当事者からの最終的なメッセージである「戦争はしてはいけない」という言葉を、今を生きる人々の中で、どれだけの人が正面から自分事として受け止めているのだろうか。なにやら暗澹たる、鬱々とした思いで最終巻を読み終えた。

2024/07/07

ニッキー

昭和は確かに戦争の歴史だったかもしれない。 軍部の力を外国の力で倒す事が出来たのはそうかもしれない。 明治維新といい、日本は自分達は自力で何かを出来ない国民かもしれない。 日本は豊かになったのか、今でもそう思う。全てマッカーサーが仕組んだと何かに書いてあった。何十年もかけて日本人を骨抜きにしたと。 そんな長期的な戦略など日本人には無理。戦争はいけないが、無くなってはいないし、与えられた民主主義と言う幻想の平和にボケているのは確かだ。 京都で水木しげる展を11月までやっているらしい。

2018/09/24

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