KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

仮面劇MASQUE (講談社文庫 お 63-4)

仮面劇MASQUE (講談社文庫 お 63-4)

仮面劇MASQUE (講談社文庫 お 63-4)

作家
折原一
出版社
講談社
発売日
1995-03-01
ISBN
9784061859012
amazonで購入する

仮面劇MASQUE (講談社文庫 お 63-4) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

🐾Yoko Omoto🐾

来月「者シリーズ」の「毒殺者」として新装刊行される。一幕は保険金目当てに妻をトリカブトで毒殺し、愛人も殺害したMという人物の犯行の一部始終、二幕は自分の夫がMではないかと疑心暗鬼にとらわれた主人公「麻里」のストーリー、三幕ではその夫が謎の失踪を遂げ麻里に新たな災厄が降りかかるという面白い構成。結末には確かに驚かされたのだが、伏線が強引で読者へ示す手がかりにかなりアンフェアな部分があるのが残念。まるで好感の持てない登場人物、皮肉な結末などは折原氏らしい。東野氏の「仮面山荘」とネタが被り修正されたことは有名。

2014/10/14

ダイ@2019.11.2~一時休止

~者その1。トリカブト事件がモデル。M候補が多くてみんな怪しい。二転三転する展開は流石だ。

2013/12/27

セウテス

現在は「毒殺者」に改題改訂されています。この~者シリーズは、実在の事件をモチーフに作られているそうです。ストーリーは、一部で妻の保険金殺人を計画するMが愛人を巻き込み、やり遂げて仕舞う迄を描いています。ところが二部になると、Mは何者からか保険金殺人について脅迫を受ける様になります。そして三部にはどんでん返しが控えています。脅迫者だけではなく、Mもいったい誰なのかという謎が、中々楽しめます。ラストの伏線も在るには在るのですが、もう少し強い表現が欲しい処です。実際に出来ますか、という疑問が残るのは残念です。

2015/07/03

koguma

「毒殺者」に改題。古い作品だからか、トリックも予想がついてしまうのが残念。登場人物の台詞が芝居がかってて、読みながら不自然さを感じてしまうのは私だけ?ただこの作者の作品は、いつも思うけどほんと読みやすい。全体的に表現の仕方が軽くて、難しさがちっともない(笑)

2015/10/15

背番号10@せばてん。

1995年3月31日読了。読み友さんたちの折原ブームに便乗して「なんちゃって登録」。あらすじはもちろん、忘却の彼方。(2020年2月2日入力)

1995/03/31

感想・レビューをもっと見る