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さびしがりやの クニット (講談社の翻訳絵本―トーベ・ヤンソンのムーミン絵本)

さびしがりやの クニット (講談社の翻訳絵本―トーベ・ヤンソンのムーミン絵本)

さびしがりやの クニット (講談社の翻訳絵本―トーベ・ヤンソンのムーミン絵本)

作家
トーベ・ヤンソン
Tove Jansson
渡部 翠
出版社
講談社
発売日
1991-06-19
ISBN
9784061878723
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さびしがりやの クニット (講談社の翻訳絵本―トーベ・ヤンソンのムーミン絵本) / 感想・レビュー

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文庫フリーク@灯れ松明の火

静岡の読み友さんに送って頂いた名取佐和子さん『金曜日の本屋さん夏とサイダー』収録の「パンやのクニット」が良い味だったので、お題となったこの本へ。単独でこの本を読んだなら「クニットになったつもりで手紙を書いてあげて下さい」の所だけにこだわって『金曜日の本屋さん』のように「心に穴の空いたクニットの物語で、その穴はおそらく誰にでもある穴で、その穴をどう埋めるかの話」とは読まなかったでしょう。独りぼっちの夜が怖くて寂しくて家を飛び出したクニット。けれど表紙のように仲睦まじそうな人達の輪には、一歩踏み出す勇気→続

2018/12/17

yanae

金曜日の本屋さんを読んで読みたかった1冊。うっかりすみれ屋で紹介された本かと混同(笑)よくよく思い出してみれば、あのパン屋さんのお話素敵だったなぁ。というわけでムーミンの絵本を実は初めて読みました。さびしがりやの孤独なクニットが友達を探して旅をするお話。人に声をかけたりすることができず旅の途中もずっと孤独。でも同じように孤独で怖がっているスキニットからの手紙を拾ってから、彼は強くなります。なぜなら助けなくてはいけないから。人を助けるために強くなれる。素敵なお話でした♡

2018/12/14

seraphim

ひとりぼっちで、夜が怖いと泣いているクニットが、ある日、決意して旅に出る。そして彼が得たのは…。綺麗な色彩の絵が素敵。ひとりぼっちは寂しい。でもその原因は、周囲に心を開くことのできない自分自身にあるのかも。変わりたいと願い、踏み出す一歩が素敵。温かい気持ちなった。

2015/03/27

楽駿@新潮部

川崎図書館本。「金曜日の本屋さん」シリーズで、読みたいと思った本。自分の弱さに向き合う時、自分だけを見ていると、怖さから抜け出せない。クニットは、守りたいものを見つけた時、初めて強くなれた。でもそれは、男の子だから、女の子を守らなくちゃって事ではないよね。相手の弱さの中に、自分の怯えや弱さを見たから、それが、影におびえているからだってことに気づいたから。守りたい、ではなく、一緒に超えてゆきたい相手に出会ったから。本当は、自分の心の中にいるもう一人の自分に出会ったからかもしれない。

2018/10/03

チェ・ブンブン

私が読んだのは洋書版。引きこもりの寂しがりやがカノジョを作るまで、これは風俗に行ってヒーローになった男の話と似ているな。引きこもりよ、外で暴れるのだ!残念ながらムーミンは出てこなかった。

2014/07/03

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