村上春樹全作品 1990~2000 第2巻 国境の南、太陽の西 スプートニクの恋人
村上春樹全作品 1990~2000 第2巻 国境の南、太陽の西 スプートニクの恋人 / 感想・レビュー
恭子
どちらのお話も学生時代に文庫版で読んで以来の再読。解題がとても興味深い。「国境の南、太陽の西」はもともと「ねじまき鳥クロニクル」の一部として組み込まれていて、ハジメ君は岡田トオルともともとは同一人物だった、とのこと。それを念頭に置いて「ねじまき鳥〜」を再読してみようと思う。
2016/09/30
tom
「国境の南」は、かなりしんどい気分で読了。愛の小説として読んだらいいのか、心の奥深くの「何か」を語るものとして読んだらいいのかも、私には分からない。主人公の独白にはウンザリ感いっぱい。この物語には、ザワザワとした気持ち悪さを感じたのでした。
2023/03/28
sashawakakasu
解題を読みたくて読んだ。ヒステリア・ジヘリアナの病気の話に惹かれた。島本さんが幻なのかどうかという疑問は思い浮かばなかった。ギリシャの底の岩まで見える透き通ったビーチに行ってみたくなった。
2021/09/26
K-dream
スプートニクを再読.巻末にある作者による解題がおもしろい.国境の南,について語られている方が多いが,スプートニクのほうはすんなりでてきた小説ということらしく,村上らしい比喩や語りが思いっきり詰め込んであるとのこと.読後感も,“もっとも村上らしい作品”のひとつという印象.作者による解題を読んで,このひとホント「ハードボイルドな人」なんだなと,あらためて思った.なお,この解題は国境の南を好きな人にオススです.
2016/04/02
Tonex
『国境の南、太陽の西』はバーの経営の話が面白かった。『スプートニクの恋人』は小説論みたいな部分が面白かった。
2015/01/19
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