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たのしいムーミン一家 (ムーミン童話全集 2)

たのしいムーミン一家 (ムーミン童話全集 2)

たのしいムーミン一家 (ムーミン童話全集 2)

作家
トーベ・ヤンソン
Tove Jansson
山室静
出版社
講談社
発売日
1990-06-22
ISBN
9784061882225
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たのしいムーミン一家 (ムーミン童話全集 2) / 感想・レビュー

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あつひめ

ムーミン谷の季節の移ろいは、日本では感じられないような激しさ厳しさ優しさを兼ね備えている気がする。お腹を満たして冬眠をする…今の日本なら熊くらいだろうか。北海道とムーミンの舞台フィンランドは似かよっているところがあるのかもと想いを馳せながら読む。雪が積もり白樺が生え、鮭も食べる。もしかしたら山奥に行くとムーミンの遠い遠い親戚がいるかも?なんて思ってしまう。雪や雨やおひさまの匂いを感じさせてくれるお話だった。フィンランドではスノークのお嬢さんはノンノンとは、言わなかったのか…。ずっとノンノンだと思っていた。

2014/12/01

帽子を編みます

何回読んでも、最後の楽しいパーティーで幸せな気分に浸れます。温かな気持ちで本を閉じることが出来るのはよいものです。この巻では、後に続く出来事が盛り込まれています。冬眠、ニョロニョロ、パパの生い立ちなど。挿絵も作者が描いているので、文章での描写が少ないのに気付きました。不思議な登場人物たちなのに、この挿絵を見て「そういうもの」と理解して読み進みます。取りすぎると失うし、与えると贈られる、いろいろな真理がちりばめられています。しかし、ヘムレンさんこんなに厄介者だったのですね。オタク道に邁進しています。

2020/12/10

tokotoko

ムーミン全集2冊目です。冬眠から始まり、夏の終わりまでの楽しい出来事でいっぱいです。今回ムーミン谷を騒がせるのは黒い帽子。持ち主はなかなかわかりません(突然!スナフキンの話で判明します)。そして、ムーミン家には続々とお客さんが!しかも、ピクニックに探検に、最後はお祭りもします。今回は何てにぎやかなのー!って思ったら、あとがきでフィンランドの人達のこの季節への思いが書かれてました。ヤンソンさんもこの季節が大好きだったんだ!だからこんなにムーミン達が生き生きと動く2巻が生まれたんだなぁ、って思いました。

2014/07/12

あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ·天久鷹央·かくりよ·多聞くんと続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

この本がアニメの第1話。ムーミン冬眠からの目覚め。

2018/02/17

♪みどりpiyopiyo♪

「心配するなよ。きっとぼくたち、すばらしいゆめを見るぜ。そうして、こんど目がさめたときには、もう春になっているんだからね」 ■穏やかなムーミン谷のお話を読みました。ムーミン達は、誰とも親しく分け隔てなく付き合います。突然の来客も当たり前のようにもてなして。そして、どんなに親しく愛おしくても、個が個であることを尊重し、寂しさを良きものと捉え、互いの違いや過ごし方を受け入れ合っています。■解説によれば、それはフィンランド人に共通する価値観だとか。そんな風に生きたいです ( ' ᵕ ' ) (1948年)(→続

2019/05/30

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