ウミヒコヤマヒコ (少年少女日本文学館7)
ウミヒコヤマヒコ (少年少女日本文学館7) / 感想・レビュー
月夜乃 海花
今回は宇野浩二を除いて、新思潮の皆さんでした。菊池寛は芥川龍之介と非常に関係のある文豪なので、いつか読んでみたいなと思っていました。想像してたよりも面白かったです。豊島与志雄も良かったです。でも1番は宇野浩二の「春を告げる鳥」ですね。幸せな結末で安心しました。
2018/01/08
shinano
わたしにはとても興味深い本であった。少年少女文学という枠に、ともに気心も知れ互いの文学観にも視線を向け合っていたこの四作家が、この四人の色で一冊に収められていることに、わたしひとり意味を付けているかもしれない。宇野浩二以外は「新思潮」同人だが、この作家たちになくてはならない友好の糊が芥川である。ただ、わたしの良いも悪いも身に付けてきた「人間観的・社会観的読書」が、童話や少年文学へ賢しらな「薬味」を添えて読んでしまうので、「そのもの」を味わう様にしようと心がけ、素直に読むのを心かけようと思った。
2011/07/05
多読多量連投が日課だった
読み易かった。菊池寛の身投げ救助業は、以前そんな感じの話読んだなと思って読んだらそれだった。
2020/03/02
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