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ペローの赤ずきん (講談社の翻訳絵本 famous fable selection)

ペローの赤ずきん (講談社の翻訳絵本 famous fable selection)

ペローの赤ずきん (講談社の翻訳絵本 famous fable selection)

作家
シャルル・ペロー
エリック バトゥー
Charles Perrault
Eric Battut
池田香代子
出版社
講談社
発売日
2001-09-01
ISBN
9784061892149
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ペローの赤ずきん (講談社の翻訳絵本 famous fable selection) / 感想・レビュー

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モリー

よく知られた「赤ずきん」はグリム童話だったのか!と先ずは違いに驚きました。ペロー版はハッピーエンドではありません。甘い恋の夢を見る、若い女性向けの教訓(あるいは警告?)でした。現代版赤ずきんちゃん『リトル・レッド』と読み比べると面白いと思います。女性が、ペロー版、グリム童版、現代版を読み比べたらどんな感想をお書きになるでしょうか。以下引用。「赤ずきは、服を脱いで、寝床に横になった。ところが、びっくりしたのなんの、おばあさんがねまきを着ていないのだ。」この後、女の子は狼に食べられます!何歳で理解できるかな?

2021/02/21

小夜風

【図書館】小さい頃ピンクレディーの「SOS」の歌詞が不思議で、大人に「何で男は狼なの?」と聞いてました(笑)。ペローの赤ずきんの教訓って、ひとえにそれだよね。年頃の娘がいるので、読ませたい(笑)。

2015/07/20

おはなし会 芽ぶっく 

グリムの赤ずきんとはラストが違うだけではなく、警告を発するという昔話の役割をしっかり果たしています。多くの昔話が家の外での危険を警告しますが、ペローは特に、若い娘が外で出会う見ず知らずの男は危険だと、限定しています。狩人が出てこないのでハッピーエンドではないのが教訓と言えるでしょう。おばあさんに誘われてベッドに入るとか…ねぇ。服脱いでるし(笑)

2021/03/10

Cinejazz

太陽王ルイ14世時代の宮廷作家シャルル・ペロ-(1628-1703) による「赤ずきん」のお話しは、赤ずきんもお婆さんも、狼に騙され食べられてしまい、森の狩人に助けてもらえずに終わるショッキングでアンハッピーな〝教訓の物語〟です。 100年後に出版されたグリム兄弟の「赤ずきん」の勧善懲悪の物語とは異なり、やさしい声色で誘いをかけてくる、若い娘を狙う見ず知らずの男こそ危険極まりないものだと、宮廷サロンの貴婦人に啓蒙したようです。 挿絵は、色彩鮮やかなエリック・バトウ-によるものです。

2022/04/14

takakomama

赤ずきんとおばあさんが狼に食べられて終わり。猟師が助けてくれません。赤を基調に黒が効いていて、屋外の絵では人物が小さいです。解説で「昔は危険に満ちていた」

2022/03/22

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