バースデイ・イブは眠れない (講談社X文庫 106-1 ティーンズハート)
バースデイ・イブは眠れない (講談社X文庫 106-1 ティーンズハート) / 感想・レビュー
shio
小野不由美先生のデビュー作を、先生のバースデイイブに読む!しばらく小野不由美再読祭り。何十年ぶりかの再読ですが、セリフまでほぼ覚えてた。それだけ衝撃が強かった!平凡な女子高生・夕香がひょんなことから劇団へ入団。素敵な俳優さんにトキメクも嫌われてるかも…?凹んだところにトラブル発生!憧れの彼とドキドキハラハラの恋愛小説!…と思っていた中学生に、“条痕”だの“籠抜け”だの“宝石(アガリ)”だの、挙げ句リアルな死体描写。飛び込んだ川の冷たさや、死体を目にした恐怖などの描写は流石だなあ、と思います。
2022/12/23
みずな
やっとやっと主上デビュー作を入手!読破!!!文章は荒削りで、ところどころ時代を感じさせられる描写がありますが、スリル満点で息を呑む展開。久々にこんなにドキドキさせられました。これをティーンズハートのラインで出すとは……かなり異色だったのだろうなぁと。主上がご自分で「恋愛物は向いてない」とおっしゃるのも納得です(笑)あとがきも相当苦労されて書かれているのが見えて、主上ヲタの私としては大変面白かったです。笑
2014/10/02
ペタル
小野不由美さんのデビュー作とはいえ、やっぱり主人公の女の子がカッコイイ。ファンタジーでもホラーでもないけど、ぐっと引き込まれて読んでしまう。途中、話のキモである部分が見え隠れするところで、あきらかに物語の流れにそぐわないと感じる部分があったが、意味があってのことで、感じた違和感は物書きとしての経験値が浅かったせいかも?小野さんが描くキャラクター達は誰もが等身大。素直に生きているその姿がカッコイイ。
2010/09/14
けい
十二国記から、小野先生の他作品も読んでみよう!ととりあえずデビュー作を手に取ったんだけど、小野先生、こういう作風だったんだ…笑 りぼんの読み切りとかで掲載されそうなポップさだけど、所々出てくるヤクザの業界用語(?)、目の前での殺害、生死をかけた川下り等々、闇を感じるところが、小野先生の片鱗を感じなくもないような。。色んな意味で面白いけど感想が書きにくい。笑
2023/10/09
Enju35
いやー読み始めたら読み終わってた。ねむいのに止まらなかった。
2020/05/16
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