恋はほとんどテレパシー (講談社X文庫 107-1 ティーンズハート)
恋はほとんどテレパシー (講談社X文庫 107-1 ティーンズハート) / 感想・レビュー
schizophonic
ふたりの「れいこ」麗子(ウル)と鈴子(ベル)は幼稚園のときからの幼なじみ。ずっと危なっかしいウルの面倒を見てきたベルは、高校入学を機に、ウルの世話より、恋のひとつやふたつと目論むが、ウルがテレパシーに目覚め、勝手にベルの頭の中まで覗いてくるようになったのだ。 そのうえ、もう一人、テレパス能力を持った、学園きっての秀才女子が現れ、勉強一筋の生活なんかやめて、すてきな恋をしてみたい。そのためには邪魔っけな膨大な知識を頭が空っぽなウルにそっくり移し替えたいといって、ベルに協力を求めてくる。この楽屋落ちはすごい。
2014/05/14
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