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悪霊がいっぱい (講談社X文庫 106-4 ティーンズハート)

悪霊がいっぱい (講談社X文庫 106-4 ティーンズハート)

悪霊がいっぱい (講談社X文庫 106-4 ティーンズハート)

作家
小野不由美
中村 幸緒
出版社
講談社
発売日
1989-07-01
ISBN
9784061903111
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悪霊がいっぱい (講談社X文庫 106-4 ティーンズハート) / 感想・レビュー

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Aya Murakami

図書館本。 いわく付きの旧校舎にあらわれたのは胡散臭い幽霊退治屋。エクソシストに神道の巫女に高野山(今は下山しているらしい)の坊さんに…。いかにも日本的なごちゃまぜ幽霊退治屋…。漫画版(このエピソードではない)シリーズはなかよしで読んだのですが当時はこのうさん臭さに気付かなかったのだよな…。 主人公サイドのうさん臭さも現実感がありますが、心霊現象の原因もこれまたリアルでした。ローティーンの不安定な心情って昔もいまも変わらない問題なのかもしれません。

2018/09/09

ふみ

なんで今さらこれを読んでいるのか?疲れているからです。小野不由美が一所懸命きゃぴっているところがかわいい一作です。

2020/04/29

クナコ

再読3回目。「十二国記」「屍鬼」などで知られる著者の初期ホラーシリーズ第1巻。ティーンズ文庫として書かれているがそこは30年前の本。現代の子供には漫画やアニメなど様々な媒体があり既存知識も多い。なので今更説明不要な語句説明が多い。展開も古い。しかし著者はここからわずか2年で「魔性の子」を書いている。本書が著者の当時の実力、というよりはティーンズ向けを求められそれに合わせて書いた結果だろうなと思っている。実際このシリーズは巻が進むごとにホラー感が増していく。どこまでが当時の子供の許容範囲か探っていた印象だ。

2020/02/06

green

ゴーストハントの原作?だけども、どれくらい変わってるのか気になって読んでみた。残穢に書いてあった後書きもあって嬉しかったです。ここから生まれていったのか。初版生まれる前だし不思議な感じです。言い回しが変わっていたりと、説明がゴーストハントの方が多い気がしました。こっちの方が軽く読める。麻衣がよりサバサバして、ナルの冷たさも少し減ってたかな。挿し絵のナルシストっぷりが面白い。坊さんは山籠りしたおじさんになってたけど。皆自信ありそうな雰囲気溢れてますね。せっかくなんで、原作全部読んでいこうと思います。

2013/09/03

リライト版ゴーストハントは本当に大量に加筆されてたんだなぁと比較しながら読了。前身のこっちは、さすが少女向けレーベルから出てるだけあって余白もたっぷりとってあるし、ハート絵文字や大文字が使ってあったりしてとても読みやすかった。小野さんのあとがきが若い! 初めて友だちから借りて読んだ時はまだ中学生で、まさかこの歳になって再び借してもらうとは。感謝〜!

2021/07/30

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