悪霊がホントにいっぱい (講談社X文庫 106-5 ティーンズハート)
悪霊がホントにいっぱい (講談社X文庫 106-5 ティーンズハート) / 感想・レビュー
ふみ
きゃぴろうという努力虚しく本格化していく小野不由美。少女小説の限界突破はいつ来るのか?(読んだのが昔すぎて覚えていない)
2020/05/03
綾
人形~。 昔のティーンズでこうだよね。「わたしってあいつに・・・・なのよね」みたいな。 ひたすら懐かしい。 お話自体はなんとなく覚えているのですが、それを思い出せるってことは、コミカライズがすごく丁寧だったんだなと。 相変わらず面白いです。
2014/09/09
紫鈴
前巻から打って変わって、本格的にホラー感満載。古い洋館、アンティーク人形を抱えた美少女。最初は可愛らしい悪戯から、内装がひっくり返る大掛かりなものへと変化する。過去を遡ると悲しい母子の物語が。綾子以外、そこそこ活躍しています。☆4
眞墨
(再読)本格的に心霊現象と対峙する話がやって参りました。この旧文庫版の「突き放した」感の方がリライト版より怖いような気がします。…SPRと拝み屋メンバーの他にこの家のことを誰も知らない、見ていない、見守っていない感じ。それに、ネタバレになるので詳しくは言いませんが、事件が解決した後のフォローの仕様が…ない。「この人この後どうなるの?」と想像すると…優しくない終わり方なんですよね。そしてSPRの方はぼーさんが初の問題提起…したのに(笑)。
2013/07/30
クナコ
再読3回目。小野不由美初期ホラーシリーズ第2巻。前作が霊はいると見せかけて実はいなかった、ある意味肩透かし的展開だったため、本作ではタイトル通り、ホラーらしく、本当に霊が登場。いっぱい。人形に子供にポルターガイストに井戸で盛りだくさん。本作でこのシリーズは悪霊のいない「幽霊騒動を見破る探偵」話でなく、悪霊のいる「幽霊話を解明する探偵」ものとして方向付く。
2020/02/07
感想・レビューをもっと見る