日本歴史文学館 (14) 湖笛
日本歴史文学館 (14) 湖笛 / 感想・レビュー
フィガ郎
書店で「蛍の城」という歴史小説を見つけ、戦国武将京極高次に興味を持ったのがきっかけで、ある小説を思い出し、早速図書館でレンタルしてみる。小説は、本能寺の変後、若狭国守護だった武田元明の非業の死から始まり、京極高次が関が原合戦後に若狭一国の大名に取り立てられるところで終わっている。琵琶湖の風景をバックに近江、若狭、越前に関わるさまざま人物がドラマチックに描かれており、作者の小説への思い入れが所々ににじみ出ていた。
2015/06/29
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