双頭の蛇 下
双頭の蛇 下 / 感想・レビュー
Tanaka9999
1986(昭和61)年発行、講談社の単行本。「双頭の蛇」というタイトルが意味するところは下巻の解決編(第四部)の直前で明らかに。第四部の解決編は主人公の一人決めで本当に真相なのかどうか。主人公が言っているのだから(そして犯人役も反論しないのだから)真相なのだろうけど。現代ものにおいてこの主人公のタイプの人物は栗本作品にはいるタイプ(特に耽美系で)なのだが、サブならとにかく主人公としてはどうなのだろうか。
2023/07/21
二分五厘
1987.11.27
丰
Y-20
2006/12/12
DAVE
上巻に引き続いて読了。1日でと言うわけには行かなかったけど、それでも最後どうなるか知りたいと言う欲求に抗えず、ついつい夜更かし。俊男(一応刑事さん)は名前が男らしいのに皆でよってたかって可愛い可愛いと過保護。しかも本当に狙ってるのかと思うくらい本人はか弱い。なのに芯があって真っ直ぐで強情。そして名前は『俊男』。話はそこの違和感を維持しつつ、ちゃんと本筋はしっかり動いていました。面白かったですよ。推理物に分類されるのか・・・と言うところなので結末には絶対触れられませんが、純粋に楽しんで読めました。
2019/02/24
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