成吉思汗の鎧
成吉思汗の鎧 / 感想・レビュー
九曜紋
再読本。1987年刊。これもまた義経伝説をモチーフにしている。社会情勢や情景描写が昭和の香り。
2020/10/03
ヨコケイ
迂闊にも読み始めてから『黄金流砂』の続篇と気づく。新聞記者が新婚旅行先の三陸で殺人事件に遭遇、被害女性は義経北行伝説を調べていた。見え隠れする謎の白人男性。遊軍記者たちが調べ出すと青森で更なる殺人が。時は冷戦末期、背景となるソ連、蒙古、英国に繋がる公安事案とは。良いですなぁこのスケールが大きいのか小さいのか判らん微妙な感じ。陰謀論と伝奇は偽史的想像力の点で≒と考える身としては謀略物風の味付けもむべなるかな。気張れば壮重な大長編にも出来そうだがアッサリした処理。カーペンター映画かよ!みたいなサイズ感。素敵。
2018/10/23
二分五厘
1988.1.10
jun
再読
2011/08/05
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