伝説なき地 上
伝説なき地 上 / 感想・レビュー
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噎せ返るような暑く湿った空気感を詰め込んだ、血みどろの物語。 船戸与一の南米三部作の三作目にして、1989年の日本冒険小説協会大賞と日本推理作家協会賞のダブル受賞作品。 広大な土地を持つ一家の長が殺され父の財産を手にしようとする長男と父の愛人、隠した金を手にするために刑務所から脱獄する男とその協力者。 二つの物語が交互に語られ、その二つが下巻では交わるのではないかと読者に予感させながら上巻が終わります。
2017/03/18
ペイ
南米に長期滞在してた会社の同僚話に触発されて購入。 コロンビアと隣接してるベネズエラが舞台の小説です。 大分前の作品ですがストーリー展開、キャラクターが良くて引き込まれます。 下巻が楽しみです。
2018/08/29
kuroday
初、船戸与一。今まで読んでいなかったことがまず残念! コロンビアとベネズエラを跨ぐスリリングで血腥い展開に興奮しながら下巻へ!
2018/05/27
takao
南米3部作第3弾
2017/12/31
慧
★★★
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