なんてったってアウトドア (わくわくライブラリー)
なんてったってアウトドア (わくわくライブラリー) / 感想・レビュー
はな
飯野和好さんの絵に迫力があるのでつい季節柄借りて読了。およそアウトドアには無縁の小6、インドア派の新田剛クン(勉強、ファミコン、読書好き)が伯父の住む北海道へ単身キャンプにでかけることになった。伯父の征ちゃんがまたえらく型破りで、冷静沈着だけどひ弱な剛といいコンビになっている。キャンプ先のトラブル発生でひとまわり頼もしくなって帰ってきた剛が別の名で初めて書いたのが本作で、講談社児童文学新人賞を取ったのだそうだ、というあとがきが面白かった。本物の著者は浜松の劇団「たんぽぽ」の俳優かつ脚本家。1995年刊
2014/06/01
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