江戸文学掌記 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)
江戸文学掌記 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ) / 感想・レビュー
AR読書記録
あかん、読む方にも深い教養と見識が必要とされててちょっと... ほとんど、眼が文字を追うだけの読書になってしまったけれど、最後の「長嘯子雑記」で、北政所の甥という生まれから秀吉に取り立てられながらも、武将・領主としては全く不向き、だが歌人・風流人として独特の感性を持ち、小田原攻めや文禄の役に付き従って陣中記を残すとそれは風雅な紀行文...という、木下長嘯子なる人物を知ったのは、おもしろかった。
2014/09/17
うえ
「制度の側からの軽侮こそ、戯作者にとってはねがってもない仕事の場にちがいない。」
2013/03/19
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