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白鳥の歌,貝の音 (講談社文芸文庫 いC 5)

白鳥の歌,貝の音 (講談社文芸文庫 いC 5)

白鳥の歌,貝の音 (講談社文芸文庫 いC 5)

作家
井伏鱒二
出版社
講談社
発売日
1992-02-01
ISBN
9784061961623
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白鳥の歌,貝の音 (講談社文芸文庫 いC 5) / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

ユーモアと哀愁と人間的な温かみを感じる素晴らしい短編ばかり。かなり可笑しい話もあるのだが、控えめに書かれているので落ち着いた印象を受ける。「小熊の夜遊び」はSF的な内容で、こんな作品も書けるのかと嬉しい驚きを感じた。古墳時代と夜更けの酒場がつながってしまうところが滑稽だ。「病中所見」は真面目な題がついているが、笑える内容で結末に漂う笑いとペーソスが好きだ。プロットが一番面白いのは「釣場」。後味も良い。結婚式に招かれた人たちのスピーチが本当に可笑しい。

2017/08/21

ナツ

長編とはまたひと味違う感じで面白かった

2013/06/06

王天上

「小熊の夜遊び」が変でよかった。こういう洒落た作品も書いていたんだなあ。

2012/10/23

eazy

「シグレ島叙景」が可笑しかった。 ほとんどつげ義春作品の会話ですね。 「むげいの家のおとっつぁはきぐしねくてやんだおら」ってやつ。

2002/03/15

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