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清貧の書,屋根裏の椅子 (講談社文芸文庫 はD 2)

清貧の書,屋根裏の椅子 (講談社文芸文庫 はD 2)

清貧の書,屋根裏の椅子 (講談社文芸文庫 はD 2)

作家
林芙美子
出版社
講談社
発売日
1993-04-01
ISBN
9784061962200
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清貧の書,屋根裏の椅子 (講談社文芸文庫 はD 2) / 感想・レビュー

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みずいろ

女性にしか書けない物語だと思う。苦しい「生活」を綺麗事で誤魔化すのではなく、どこまでも現実味溢れるものとして描ききる。そこには荒々しい強さがあった。生きる女の意地と弱さがよくわかる。「屋根裏の椅子」のラストが好き。ぼんやりと椅子を見つめる三人の男を残して、女はたくましく帰っていくのだ。日本という国に、地に足をつけた生活に。

2012/05/19

bb

女の業がしみじみと味わえる一冊。女ゆえの苦痛、愉しみ、しぶとさ、孤独感。男性にはピンとこないかも。

2009/09/09

Maumim

1999年2月27日読了。

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