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日本文壇史 7 (講談社文芸文庫 いD 8 回想の文学)

日本文壇史 7 (講談社文芸文庫 いD 8 回想の文学)

日本文壇史 7 (講談社文芸文庫 いD 8 回想の文学)

作家
伊藤整
出版社
講談社
発売日
1995-12-01
ISBN
9784061963481
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日本文壇史 7 (講談社文芸文庫 いD 8 回想の文学) / 感想・レビュー

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AR読書記録

尾崎紅葉死す。文壇に一派をなし、門人を多く養い育て、と、この上ない大家っぷりと思うのだけれど、四十歳にもならなかったのだな。明治でも、現代より二倍早回しくらいの人生と思うべきか。ところで新聞小説が新聞の売上にこれほど貢献するものであったとは。それを思えば今の新聞小説はその名残ちうか惰性で載ってるみたいなもんかとさえ感じてしまうが、そういや日経における失楽園効果はいかほどのものやったろ。

2015/04/23

rbyawa

i020、あるいは一番大きな出来事だったのは「藤村躁の自殺」だったのではないかと思うのですが、この人物がどうとかいうよりも美化されたりあれは美化にすぎないと否定したり、哲学ブームが…庶民にも起こったのかなこれ。一人の人間の死で尊厳が語られるようになったという出来事で実像はともかく小さな出来事でもないかもね。一高生でまだ挫折する歳でもないし。ある意味で社会が多感な時代であり、その後の西田哲学や禅宗のブームや夏目漱石の小説へとも続くのか。尾崎紅葉、斎藤緑雨の死と、小杉天外の通俗小説のヒットもあったんだけどね。

2018/06/27

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