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中世,剣 (講談社文芸文庫 みF 1)

中世,剣 (講談社文芸文庫 みF 1)

中世,剣 (講談社文芸文庫 みF 1)

作家
三島由紀夫
出版社
講談社
発売日
1998-03-01
ISBN
9784061976061
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中世,剣 (講談社文芸文庫 みF 1) / 感想・レビュー

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りんふぁ

剣は凛とした綺麗な張り詰めたような空気が気持ちよかった。他はよくわからなかった。

2016/09/24

Kotaro Nagai

初期の短編、「中世」「夜の支度」「家族合せ」「宝石売買」「孝経」と1963年の短編「剣」を収録。「剣」は傑作でした。「剣」は市川雷蔵主演、三隅研次監督で映画化。こちらも鑑賞。雷蔵が原作の主人公そのままの演技で素晴らしい作品。

2014/09/21

towerofthesun

三島が10代で物したとは思えぬ文章で描く王朝の落日「中世」、戦時下の軽井沢での許嫁たち「夜の支度」、戦後を生き抜く兄妹「家族合せ」、母の遺品を貴族崩れの青年に売る「宝石売買」、父子孫三代にわたる誤解「孝経」、剣道に打ち込む青年の姿「剣」。…「つまり良心は人は眠らせないが、罪は熟睡させるのである。」(「孝経」)…作者らしい人と人のすれ違いを意地悪く書いた短編集。しかし中世の文章の神経質で過剰なほどの煌びやかさには驚く。

2024/08/29

5

2016/07/04

けんし

自分に完璧をもとめる。それが周りに通じてないとさとった時、国分は自殺。自分だけいい格好しようとしたと見透かされるのがいやで、あえて嘘をついた壬生。後の三島の行動を暗示する。理解の範囲を越えている。かつて息子の中学受験の塾で問題にしているのをみたが、あらためて理解できるほうが怖い気が。

2013/12/30

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