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夫婦善哉 (講談社文芸文庫 おJ 1)

夫婦善哉 (講談社文芸文庫 おJ 1)

夫婦善哉 (講談社文芸文庫 おJ 1)

作家
織田作之助
種村季弘
出版社
講談社
発売日
1999-05-10
ISBN
9784061976627
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夫婦善哉 (講談社文芸文庫 おJ 1) / 感想・レビュー

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優希

5編の小説と1編の評論からなる短編集。落語のような空気があるせいかスルスル世界に入っていけます。裏町のニュアンスを書いてきた作家だと思わずにはいられません。

2024/02/15

けいた@読書中はお静かに

大阪の法善寺を訪れて興味を持った作品。妻が働き、夫が無職で散財。まわりから見ても早く別れればいいのにと思う夫婦は今でもいますよね。『一人より夫婦の方が良えいうことでっしゃろ』という言葉が好き。夫婦の絆は脆いようで強いですね。

2015/12/27

マサキ

再読。夫婦善哉以外はあまり覚えておらず、ほぼ初読のようなもの。以前に読んだ時よりも数段よかった。固有名詞の連発に垣間見える心情。わずかな描写に数倍の感情が乗っかってくる。「マダム、今夜はスキ焼きでっか」がいつまでも心を離れない。再読ながら、大阪の方言も多いから調べながら。リズムは半減するだろうから、再再読か。

2020/10/29

へこきむし

NHKのドラマでやっているので原作を読んだ。昔、京都にリラ亭という飲み屋があり、そこのマスターと文学者談義になったとき、第一に推されたのが織田作。なぜかよくわからなかったのが、この歳になって合点がいく。 蝶子は男にとって都合のいい女。あまり世話をやき過ぎると男がダメになっていく。私の亡くなった女房も蝶子のような気質と気立てだった。だから、この小説を読み亡き妻を忍ぶ。

2013/08/31

とまと

ドラマが楽しみ。

2013/08/24

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