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人間と文学: 対談 (講談社文芸文庫 なH 3)

人間と文学: 対談 (講談社文芸文庫 なH 3)

人間と文学: 対談 (講談社文芸文庫 なH 3)

作家
中村光夫
三島由紀夫
出版社
講談社
発売日
2003-07-01
ISBN
9784061983403
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人間と文学: 対談 (講談社文芸文庫 なH 3) / 感想・レビュー

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yumiha

対談集なのに深い。じっくり読み直すために購入するかもしれん。中村光夫はほぼ聞き役で、三島由紀夫がかなり本音をもらしているところが興味深い。過去のあるいは同時代の作家に対する辛辣な評価は、えぇ~っ!そこまで言うてええのん!?というものから、う~む本質を突いておるわいと納得させられるものまであって、楽しめる。とりわけ文学観や人間観についてさまざまな角度から、対談を進めているので、やはり購入して何度も読み直すべきだらふ。

2017/01/11

ぼぶたろう

大変興味深い!!小説と記録の違いとは、物語の必要性などなど、難解でしたが、ほんとに面白かった。豊饒の海のラストの解釈に繋がる内容もあったりして。もっとたくさん本を読もうと、改めて思いました。余談ですが、昔の文士が『〜かしら』とか『〜わよね』とか言うの、妙に萌えます。(笑)

2016/12/01

しょこ

「青の時代」を読んで、こんなにも純粋な作家がいたのかと衝撃を受けたけど、この対談を読んで彼の純粋さを更に深く感じることができた。結局、彼の人生はこの純粋さを守り続けるための闘いだったんじゃないかな。 その純粋さは自分に対してはもちろん、文学に対してもそうだった。「文学の栄光というのはなにか賤しくていやなんだ。栄光は栄光でとっておきたいし、文学は文学でとっておきたい。それがぼくのやみがたい二元論なんだ。どうしてもそれでやりたい。」

2012/03/17

ピラックマ

かみ合ってるなぁ、読みやすくスリリング。やっぱ三島って凄いんだな。 「文学者は生きていて自分の作品行動自体を行動化しようというのは無理だね。ぼくはそういうことをずいぶんいろいろ試みてきたけど、ただ漫画になるばかりで、何をやってもだめですよ。」 そして彼は漫画のまま走り抜けた・・・

2012/06/04

manmachine

打てば響く、至高の対談。

2009/01/19

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