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1946・文学的考察 (講談社文芸文庫)

1946・文学的考察 (講談社文芸文庫)

1946・文学的考察 (講談社文芸文庫)

作家
加藤周一
中村真一郎
福永武彦
出版社
講談社
発売日
2006-07-11
ISBN
9784061984479
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1946・文学的考察 (講談社文芸文庫) / 感想・レビュー

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ステビア

まさに黒歴史・厨二病・若気の至り

2024/01/17

敗戦の翌年、マチネ・ポエティクのメンバーによる共同執筆により出版された時評は、当時新しい時代の新しい文学を予告した。そして70年近く経った今も決して色褪せず、当時の風(それぞれの情熱)が伝わって来る。1946年・文学的考察は、確かにある意味政治的ラディカリズム(急進主義)と文学の古典的概念が共存しえるということの証言でもある。その文体や表現に三人(加藤・中村・福永)の個性が表れており、各章誰の筆か想像するのもまた楽しく、熱い思いの伝わる一冊だった。 

2015/01/04

ハイザワ

作家こそが人間的に成熟し、人間を見なければならない(しかし作品においては作家≠登場人物という態度を守らなければならない)といった態度を、戦前の知識人被れ、旧弊的な文壇を徹底的に批判しながら表明していく。全体的に圧力が強い。加藤周一の文章は特に尖っていた。

2016/10/15

Masa

若き俊才の熱い思い、それぞれの後の作品に繋がる精神が溢れている。

2016/09/12

今野ぽた

戦後について言及したところだけかいつまんで読んだ

2014/04/07

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