ザ・ダルマ・バムズ (講談社文芸文庫)
ザ・ダルマ・バムズ (講談社文芸文庫) / 感想・レビュー
よつか
著者の生き写しである主人公レイと、禅の道を往く友人ジェフィのアメリカ放浪記。仏教という割と馴染み深いテーマが含まれているからか、同作者の『路上』よりもサクサク読めた気がします。果てしなく続く道路や険しい山を揚々と進むジェフィとそれに弱音を吐きながらもついて行くレイの友情は読んでいて心地よいものでした。あと食事の描写が淡々としていながらもとても美味しそう。思わずクラッカーとサラミとチーズをリュックに詰めて遠くへ出かけたくなる一冊です。
2014/05/24
たゆむ
西海岸その他の雄大な自然を愛する描写が多い。 外の国から見た、仏教が色々な角度から解釈されていて面白かった。 仲間との馬鹿騒ぎ、語らい、ヒッチハイク、野宿、孤独、山火事監視人の仕事。 放浪の果てに見たものは何だったんだろう。
2014/05/03
Ernest
物欲から離れて生きる、悟りを開く、自然へ帰る、とかいう話は何でこんなに面白いかな。尊敬する友達とバックパックで山に行って、キャンプするとう描写を読むだけでワクワクさせられた。確かにテレビとかによって皆が同じものを見てるっていう状態は気持ち悪いよなあ。なるべく物欲から離れるようにしたい。シンプルなジェフィの生活に憧れる。ジェフィは本当にヒーローだな。あまり気の張った本でなくて、終始楽しんで読めた。
2014/02/21
けろあっく
あっかんべー
2012/06/25
ぴらるく
大自然の中に日の出を見る朝も、ひどい二日酔いと残った酒の匂いに目覚める朝も、等しく無なのである。ジョイス、プル-スト、ジャックロンドン、ソロ-、ジョンミュール
2015/12/15
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