悪霊とよばないで (講談社X文庫 106-9 ティーンズハート)
悪霊とよばないで (講談社X文庫 106-9 ティーンズハート) / 感想・レビュー
み
リライト版は過去の事件が詳しく調査されてて、一種の推理小説みたいだったけど、こちらはわりとあっさりで分かりやすかった。(でもわたしは分かりにくい方が好き笑)そしてあとがきがなんだか貴重な感じ笑。小野さんもTwitter始めて欲しいな…。
2021/09/20
クナコ
再読3回目。著者初期ホラーシリーズ第6巻。舞台は能登半島、入江の眺望が美しい絶壁に建つ料亭。家業の代替わりのたびに人死にが出る、血筋に取り付く怪異の謎に迫る。所長のナルが身動き取れない状況もあり、主人公の特殊能力の貢献度がことに高い。本当に、ちゃんと修行すれば一流になれるのではというやればできる主人公である。余談だが、本作の「海からくるもの」や「異人殺し」というサブテーマは、十二国記シリーズの「魔性の子」や「月の影影の海」、児童書の「くらのかみ」なんかに通じるテーマでもある。
2020/02/13
ふみ
これはリライト版で読みたい。
2020/05/23
綾
少し物悲しいお話。 ナルが!ナルが! プライド高すぎてただのおこちゃま・・・。 この巻の真砂子はすごく可愛かった。 本当に、こんな人を好きにならなければ良かったのにね。 性格が悪いのはよく分かっているんだね二人とも。 当て馬か~となるけど、麻衣もくっつかなさそうなんでなんだかな。
2014/09/09
眞墨
(再読)「なんのために来たの!?」という麻衣の叫びが切ない話。ぼーさんが意外にカリスマ性あったりするんじゃないか(そしてやはり安原さんとセット)という話。綾子の使いどころの話。それとナルのプライドがとほーもなく高い話(笑)。怖さは余り感じない(廊下で子供の頭が見えるところが一番怖かった)のでサクサク読んだけど、だからといって楽しい話ではないですね…。エピローグでも吉見家の人たちが好い人たちなので上記の麻衣の気持ちがまた分かる…。
2013/08/04
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