悪霊だってヘイキ 下 (講談社X文庫 106-11 ティーンズハート)
悪霊だってヘイキ 下 (講談社X文庫 106-11 ティーンズハート) / 感想・レビュー
み
もう、何度も読んでるから最後の大タネ明かしの衝撃も薄れているんですが、これを発売当時の少女読者たちはどう受け止めたのか、ずっと気になっている。そしてあとがきを読むと、続編書きたいって書いてあるんですけど…悪夢の棲む家の後もどうかお願いしたい所存…!!
2021/09/21
クナコ
再読3回目。著者初期ホラーシリーズ第8巻。完結編。序盤は前巻からの事件解決、中盤以降はシリーズ完結へ向けての伏線大回収。除霊よりも浄霊。これまでの作品でなんどか触れられた、悪霊の理想的な浄化法。これをもって最後の事件解決とするのはとても象徴的な締め方だ。そして後半、SPR所長であるナルと、主人公麻衣の夢の中にだけ現れるナルの真実が明かされる。ショックだろうし、恥ずかしく、情けなくもあったろう。そこを暗くなりきらずにラストは明るく思い直せるから、麻衣というキャラクターは人気があるのだろう。
2020/02/17
Natsumi
図書館
眞墨
(再読)分校の事件はこの下巻最初の50ページ程で終わってしまうのですが(泣けた…)、そこからは一気にナルの正体の答え合わせ。ぼーさん(と安原さんとジョン)の見せ場です(笑)。唸りましたねー…まさかシリーズ最初の巻から伏線がこんなに張り巡らせてあるとは。ぼーさんの「一生懸命考えねえようにして」るのが笑えたw 麻衣は前向きなとこがとても好きです…が、続く『悪夢の〜』を読むと…ちょっと辛くないか、と思ってしまう…。
2013/08/06
紫鈴
やはり言動、雰囲気もろもろ違和感があったんだけど、一卵性双生児とはね。好きになった相手が既に死亡してたなんて、麻衣が可哀想でしょうがない。麻衣の予想のナルの深層心理だったらどんなに良かったか。☆4
2005/12/23
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